難しい仕事でも意外となんとかなる

難しい仕事でも意外となんとかなる 教訓

仕事をしていると、”自分にできるのか?”といったように難しい仕事に直面することがあります。しかし、たいていの仕事は何とかなります。

ここでも何度か書いていますが、専門性が高い仕事や、高度な技術が必要とされる仕事以外は、誰でもできる仕事がほとんどです。はじめは難しいと感じていても、意外となんとかなったり、終わってみれば、そうでもなかったということもしばしばです。

仕事を難しいと感じる理由

1.労力がかかると思い込んでいる

難しい仕事に対して、労力がかかると思っていることがほとんどです。
実際には、それほど労力がかからなくても、労力がかかると思い込んでいるからこそ難しいと感じます。労力かかると感じるということを言い換えると、面倒くさいということです。
面倒くさい仕事を難しいと感じているにすぎません。

2.知らないことからくる不安・恐怖

人はよく知らないものには不安や恐怖を抱きます。
よく知らない仕事を任されると、知らないからこそ、自分にできるのかと不安になったり、失敗したらどうしようと恐怖を感じたりします。
その知らないことからくる、不安・恐怖が仕事が難しいと感じさせています。

3.過去の経験からくる不安・恐怖

過去にその仕事や、似たような仕事をやった際に、失敗体験があったり、手間がかかった経験があると、実際にはそれほど難しくなくても、難しい仕事と感じます。

 

仕事が難しいと感じるときは、実際の仕事の難しさと、自分が感じる難易度は比例しません。
上記のような理由から、実際の難易度以上に難しい仕事と感じている場合がほとんどです。

難しい仕事を片付ける方法

先に述べた通り、難しい仕事は、自分が難しいと感じているだけで、いざやってみると、意外にすんなり片付いたりします。
以前、転職したての頃、ある先輩社員について仕事をしていたのですが、その先輩社員がほどなくして突然退職しました。引き継ぎも何もないまま、また、教えてくれる人も誰もいない状態で、その先輩社員がしていた仕事の一部を丸投げされ、内心”その仕事を経験のない私がするのは難しいだろう”と思っていたのですが、何とかなったりしました。

Ⅰ.面倒くさいという気持ちを抑えコツコツ取り組む

当たり前ですが、仕事は何もしなければ勝手に片付いてくれることはありません。できることからコツコツ取り組みましょう。

Ⅱ.難しい仕事に行き詰まったら、別の仕事から片付けよう

難しい仕事ばかりにかかりきりになっていると、他の仕事が溜まってしまいます。仕事は溜まれば溜まるほど、精神的には圧迫されますので、難しい仕事が行き詰まったら、別のできる仕事をさっさと片付け、時間を無駄にしないようにしましょう。

Ⅲ.情報収集・知識の吸収

よく知らないことからくる不安等が、仕事を難しいと感じさせると述べました。単純にその仕事を知れば、不安感が和らぎ、それほど難しいと感じなくなることもしばしばです。
先輩社員やネット等でも構いませんので、その仕事に関して情報収集し、必要な知識を得るよう努めましょう。

Ⅳ.過去の経験を活かす

過去に失敗体験があると、その仕事を難しいと感じさせます。過去の失敗体験を分析し、次はこうしようとか、効率的にできる方法を模索ましょう。可能であれば、周囲の人に相談し助言をもらいましょう。

Ⅴ.本当に仕事が難しくてできない時は助けを求めよう

あまりないとは思いますが、自分の能力的にどうしても難しい場合は、上司・先輩・同僚に助けを求めましょう。それによってあなたの評価は下がるかもしれませんが、難しい仕事をできないままおいていても、評価が下がるのは同じです。できないで放置しているよりも、できないことを認め、周囲に助けを得て仕事が完成するほうがまだマシでしょう。

最後に

上記Ⅰ~Ⅳをしていれば、難しいと感じていた仕事であっても、たいていの場合はいつの間にか片付いています。振り返ってみると、そんなに難しくなかったと感じることもあるでしょう。

難しいと感じている仕事を抱えている時は、精神的に苦しく仕事に行くのが億劫になってしまいますが、意外と何とかなりますので、当たって砕けろの精神で取り組んでみてください。

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