人のことをとやかく言う人

人のことをとやかく言う人 社会

人のことをとやかく言いたがる人がいます。
それが、役に立つことであればいいのですが、「お前に言われる筋合いはない」といった感じで、しょーもないことをとやかく言う人がほとんどです。
とやかく言う内容には、悪口や陰口ももちろん含まれ、どちらかと言うと、非難、否定的なことが多いですが、とやかく言う人は、それを非難や否定と思っていない場合も多いようです。

人のことをとやかく言う心理

①他人との比較が全て
人のことをとやかく言う人は、他人との比較が全ての人です。
一見助言のように、とやかく言う人もいますが、基本的には人のことなんて興味がありません。自分のことが一番で、とやかく言うことで、自分の優位性の確認やそのアピールをしている、つまりは、自分が上の人間だと思っているのです。
他人との比較がなければ、自分を確認できない人間です。

②劣等感が強い
劣等感がなければ、他人と比較する必要も、比較して優位性を確認・アピールする必要もありません。基本的には劣等感が強いが、それを認められない人で、自分が劣っていることを受け入れられないから、とやかく言って、自分を上に見せようと虚勢をはっているのです。
自信のなさのあらわれと言っていいでしょう。

③嫉妬心が強い
基本的に劣等感が強いので、とやかく言う対象に対して嫉妬心を持っています。
例えば、「あの人は服装をちゃんとすれば、格好良い(綺麗)のに」と、とやかく言う人がいたとします。言われる人が服装にこだわらず、特に社会生活上も支障がないのであれば、余計なお世話以外の何ものでもありません。
これには、”服装がダメなので、自分より劣る”というのと、”服装をちゃんとしても、この程度にしかならない私は劣っている。服装をちゃんとすれば、私より格好良い(綺麗)ので羨ましい”という心理が隠されています。それと同時に、ファッションに興味がなければ、服装を考えるというのは一苦労だと思いますが、”服装にこだわらずにいられるあなたが妬ましい”という気持ちも持っています。
とやかく言う人は、その対象に対して、何かしら羨ましいという嫉妬心を持っているのです。

 

※基本的には劣等感が強く、他者に対して嫉妬心を持っているが、自分が劣っていることを受け入れられないため、他者と比較して自分は優位であると確認・アピールしたい人が、他者のことをとやかく言うのです。

とやかく言う人がいたら…

周囲にとやかく言う人がいたら、鬱陶しいかもしれません。
ただ、第三者として観察してみると、とやかく言われる人は、とやかく言う人のことを、相手にしていないこともけっこうあります。
とやかく言う人から嫉妬心を持たれる人ですから、とやかく言われる人は、良い意味でそれなりの人物なのかもしれません。

とやかく言う人がいたら、鬱陶しいかもしれませんが、放置して相手にしないのが一番かもしれません。そういう演技をするだけでも構わないと思います。
”あなたと違って、人間ができているんですよ”という態度を見せることで、とやかく言う人は、ますますとやかく言ってくるかもしれませんが、間違いなく劣等感は増大しているので、結構なダメージを与えることができるかもしれません。

それはさておき、人のことをとやかく言うという行為は、哀れみを感じずにはいれない行為だと思います。そんなみっともないことをする人がいたら、反面教師として、同じレベルで相手をすることがないように気を付けましょう。

コメント

  1. 清水佳代子 より:

    ありがとうございます。
    とても不快で辛かったので救われました。

タイトルとURLをコピーしました