悪口は聞いていた人も同罪にされます

悪口は聞いていた人も同罪 教訓

程度の差はありますが、ほとんどの人が他人の悪口を言います。

中には悪口を言わない人もいると思いますが、悪口は言わなくても、悪口を聞いていたら同罪にされる場合があるので注意が必要です。

悪口を聞いていただけで、悪口を言っていたことと同じにされる

以前、職場で悪口大好きな人がいました(以下、A)。

Aは精神的に病んでいたのか、気性が荒く、他人を否定せずにはいられない人で、悪口も平気で言っているような人でした。
当然、周囲の人にも呆れられていました。

ある日、Bという人が入社してきました。AはBの何が気に入らなかったのか、早い段階でBの悪口を言い始めました。

Aは私の隣の席で、Bの悪口を頻繁に聞かされていましたが、Bが気の毒だなと思いつつも、下手にAに注意したりすると後が面倒なので適当に聞き流していました。

周囲の人はBには、”Aはそういう人だから”とフォローしていたようです。
そういう状況だったので、言い訳がましくなるのも嫌だし、私からBに変にフォローする必要もないと思い特に何もしていませんでした。

その後、Aは退職したのですが、Bは私にも敵意を持っていたようです。
私は職場では絶対に人の悪口を言わないことをポリシーとしていたので、Bの悪口は一言も言っていません。しかし、Aが言う悪口を聞かされていたことで、私もBの悪口を言っていたと思われていたようです。

このように、悪口を一言も言っていなくても、聞いていると、悪口を言っていたと勘違いされたり、悪口を言っている人と同じに扱われてしまうのです。

悪口には関わらないのがいちばん

悪口を言われている側からすれば、悪口は言っている人も、聞いている人も同罪です。
面倒を避けるためには、悪口言うのも聞くのも避けるほうが無難です。

悪口には関わらないのがいちばんです。
悪口は言わないし、聞かないよという姿勢を見せ、周囲に悪口には関わらない人と思ってもらうほうが良いでしょう。
そうすることで、自分が悪口の対象となってしまう可能性もありますが、悪口を言い合うような、ギスギスした関係性の渦中に置かれるよりかは、いくらかましではないでしょうか。

誰も悪口を聞く人がいなくなれば、悪口を言う人も少なくなるでしょう(誰も聞いていなくても、悪口が好きな人は、病気みたいなものなので、悪口を言い続けるでしょうが)。

でも、みんな悪口が大好きなんですよね。
最初にも書きましたが、程度の差はあれ、ほとんどの人が他人の悪口を言います。

そのくせ、自分が悪口を言われていたら怒るんですよね。
だから、人間関係って面倒くさいのでしょうね。

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