他者との比較で得た自信は脆い

他者との比較で得た自信は脆い 教訓

自分に自信がない人、自分に自信を持ちたいと思っている人もいることでしょう。

 

自信を簡単に持つ方法

じしん【自信】
( 名 ) スル
自分の才能・価値を信ずること。自分自身を信ずる心。

『大辞林 第三版』(三省堂)より引用

自信とは上記のような意味ですが、「自信は他者から与えられるもの」です。

自分一人で努力を積み重ねたからといって、他者からの評価が伴わなければ、簡単に確固たる自信を得ることなどできません。

しかし、自信を失ったとき、自信を回復したい時は、「自信を失ったら、レベルが低い環境に身を置く」でも書いた通り、下方比較をすると一定の自信回復は望めます。

最も簡単に自信を持つ方法は、この下方比較をすることです。

実際は別として、自分がレベルが低いなどと思い込んでいる他者と比較して、”あいつには勝っている”などと思えば、多少なりとも自信を持つことはできます。

 

他者との比較で得た自信は脆い

下方比較で自信を得たとしても、その自信は脆いものです。

自信を持てるのは、自分が見下している相手に対してだけで、自分と同等、自分以上と思い込んでいる人に対しては、自信を持つことなんてできないでしょう。

自信がないのですから、自分のレベルなんてたかが知れています。

下方比較すると言っても、自分のレベルが低いのですから、下方比較する対象のほうが、自分と同等、自分以上と思い込んでいる人よりも、はるかに少ないのです。

下方比較の結果、ある程度の自信を得たとしても、その自信は自分と同等以上と思い込んでいる人の前に晒された瞬間に、脆く崩れ去ることでしょう。

 

強度のある自信を持つには

強度のある、堅い自信を持つには、動くこと、続けること、そして確かな評価を得ることが必要です。

何もしなければ、他者から評価されることはありませんので、自信につながることはありません。

まずは動くことが必要です。

そして、動いたら、それを継続することです。

動いて継続していれば、積み重ねることができます。

積み重ねたことは、確かな力となりますので、評価を得る可能性が高いのです。

動いて、続けてきたことが評価されるのですから、それが自信にならないはずがありません。

自信でも、他の何でもいいのですが、欲しいものは、それなりの対価を支払わないと得ることができないのでしょうね。

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