馬鹿と鋏は使いよう

馬鹿と鋏は使いよう 教訓

以前、「自分の武器を知る」ということについて書きました。

もちろん知ることも大切ですが、その武器や道具などをどう使うかということも大切です。

 

馬鹿と鋏は使いよう

ばかとはさみはつかいよう【馬鹿と鋏は使いよう】
切れない鋏でも、使い方によっては切れるように、愚かな者でも、仕事の与え方によっては役に立つ。

『大辞林 第三版』(三省堂)より

 

自分が、どんな武器や道具を持っているかも重要ですが、それをどう使うかも重要です。

馬鹿と鋏は使いようという言葉があるように、みすぼらしく、しょぼくれた武器や道具でも、使い方によっては、機能することがあります。

また、使い方を工夫したり、従来の用途以外に用いることで、思わぬ効果を発揮することだってあります。

逆に言えば、どんなに良い武器、良い道具を持っていても、使い方しだいでは、本来の性能を発揮せず、使えないということだってあります。

多くの人が、良い武器、良い道具をを得ることに注力しますが、良い武器、良い道具を得ても、その使い方をわかっていなかったり、上手く使えず、宝の持ち腐れになっています。

良い武器、良い道具を得ても上手く使えなければ、何の意味もありません。

大した武器や道具を持っていなくても、使い方しだいでは、良い武器、良い道具以上の効果を発揮することもあるのです。

だから、いま手元にある武器や道具が大したものではないと思う人は、使えないと捨ててしまうのではなく、その使い方を工夫してみてほしいと思うのです。

その武器や道具が自分だけが持つものでないのであれば、自分だけの使い方を模索すればいいのです。

そうすれは、その誰もが持っている武器や道具が、自分だけのオリジナルな武器や道具になります。

武器や道具は持っているだけでは意味はないのです。

自分の持つ武器や道具を、使うのは自分であるということを忘れてはいけません。

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