皆さんは、自分の武器が何かを知っているでしょうか。
自分の武器なんてないなんて言う人もいるかもしれません。
自分の武器
ぶき【武器】
① 戦いに用いる道具。敵を倒したり身を守ったりするための兵器や武具。刀・鎧よろい・兜かぶと・銃などの類。 「 -をとる」
② 何かを行うための有力な手段となるもの。 「語学力を-に海外で活躍する」 「涙は女の-」
『大辞林 第三版』(三省堂)より
武器とは、上記のような意味ですが、ここでは②の意味で用います。
自分の武器とは、言い換えると、自分の特技、知識、技術などとも言えるかもしれません。
人生は、ある意味戦いです。
生きていく上では、自分の武器を持たなくては、生き抜くことはできません。
例えば、就職活動の際、必ずと言っていいほど自己PRを求められます。
これは、仕事を行う上での自分の武器を示せと言っているのです。
新卒者の場合であれば、人間性や学生時に身に付けた知識、経験によって身に付けた、物事に取り組む姿勢などを武器として示すことが求められます。
中途採用者であれば、上記に加え、実際の仕事で身に付けた技術、武器として身に付けた技術等の使用実績などを示すことが求められるでしょう。
就職に限らず、独立起業する場合でも、何かしらの武器を持っていなければ、収入を生み出すことは困難です。
わかりやすい例として、仕事のことに関してあげましたが、武器を持つ必要性は仕事に限ったことではありません。
例えば、好きな異性がいたとして、その異性と交際なり、結婚なりしたいと思えば、自分を選んでもらえるだけの、魅力という武器が必要になります。
生きていく上では、ありとあらゆることで、自分の武器が必要になります。
武器というのは、特別なものである必要はありません。
自分だけの武器である必要もありません。
他の人も持っている武器でもかまいませんが、それを行使して戦える自分の武器が必要なのです。
自分の武器を知る
自分の武器を使用するためには、まず、自分の武器が何かを知る必要があります。
自分は何もやってこなかった、自分には何の武器もないという人もいるかもしれません。
そんな人は、これから自分の武器を身に付ければいいのかもしれませんが、その武器を身に付けるまでの間も戦いは続くのです。
だから、これから自分の武器を身に付けるにしても、それまでの間は、今ある武器で戦うしかないのです。
それは、大した武器ではないかもしれませんし、誰でも持っている武器かもしれません。
しかし、武器は武器です。
武器があるのとないのでは、大違いです。
自分には何の武器もないという人は、今ある自分の武器を、何が武器になり得るかを分析して、知る必要があります。
今まで、生きてきたのですから、何の武器も持たないということはありません。
それは、みすぼらしいものかもしれませんが、何かしらの武器は持っています。
今を生きるには、今の自分で戦うしかありません。
その為には、まずは、今ある自分の武器を知ることが大切なのです。
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