人生なんてつまらない。
何か使命や目的を与えられて生まれてきたのであれば、きっと有意義な人生なのだろう。
しかし、人生に意味なんてない。
与えられる使命や目的もない。
人生に使命や目的を持っている人は、自分で使命や目的を作りだし、それを自分の使命や目的だと思い込んでいるに過ぎない。
消化試合みたいな人生でも仕方ないか、と思いつつもやっぱり嫌だという思いで葛藤が起きる。人生はなかなか苦しいものだ。
万事は細部の積み重ねで構成される
全ての事象は細かいことの積み重ねで構成されている。
人生も同じだ。
一つ一つ、一日一日、何気ない日々の積み重ねで今が構成されている。
日々を積み重ねたのは自分自身だ。
今、人生がつまらなければ、そのつまらない人生を作ったのは自分自身だ。
そして、これからの人生を作るのも自分自身だ。
「過去は現在により意味づけられる」が、現在が変われば、過去の人生の意味も変わる。
現在の人生が有意義なものになれば、過去の人生も有意義なものになるかもしれない。
今、そしてこれからの人生が、有意義なものに変われば、自分の人生そのものが有意義なものになるであろう。
自分なりに納得して、消化試合のような人生を送ることも悪くない。
それも一つの選択肢で、誰もそれを否定することはできないし、否定する必要もない。
しかし、今、人生がつまらないと感じ、それが不満で有意義な人生を送りたいと望んでいるのであれば、今から積み重ねる人生の一つ一つ、一日一日を有意義なものに変えるしかない。
人のゾンビ化
あなたはゾンビ化して、生ける屍となっていないだろうか。
毎日毎日、つまらない人生を送るために、朝から晩までくだらない仕事をこなし、感情や思考を停止させないとやっていられない、生きているだけで精一杯という状態になっていないだろうか。
毎日毎日、将来役に立つかもわからない勉強をするために学校に行き、日々をそつなくやり過ごすために空気を読んで、上っ面な友人関係を維持するだけで精一杯、何とか毎日をこなしているという状態になっていないだろうか。
きっとこういう人も多いであろう。
ただ生きているだけの状態だ。
ゾンビと大差ない。
こういう人を蔑むつもりは全くない。
かく言う私もずっとそんな人生だ。
そんな生き方も全然アリだ。
自分がそれを納得でも妥協でもいいが受け入れられるのならば。
でも受け入れ難いという人も多いことであろう。
だから人生が苦しいと感じるのだ。
人生がつまらないのは自己責任
つまらない人生「それは自己責任だ」。
全くもってその通りで、ぐうの音もでない。
当たり前だ。そんなこと自分自身が一番よくわかっているのだから。
人に言われるまでもない。
そもそも言われたってどうにもならないから、今のつまらない人生があるのだ。
それでも何とかしたいと思うから、人生が苦しいと感じるのだ。
つまらない人生を変えるには
今から積み重ねる人生の一つ一つ、一日一日を少しでも有意義なものに変えるしかない。
小さなことからコツコツとの精神が必要だ。
自分のやりたいことや楽しいことを少しでもやってみることもいい。
やりたいことや楽しいことがないのであれば、それを見つけるため、ちょっとでも興味を持ったことに挑戦するのもいい。
やりがいのある仕事がしたいなら、それを求め転職活動をするのもいい。
それができないから人生苦しいんだと言われるかもしれない。
それはわかっている。
生きてるだけで精一杯なのにそんなことできないという意見ももっともだ。
お金がない、時間がない、それも事実だろう。
しかし、それが事実であったとしても言い訳にしかならない。
悲しいけど、誰も有意義な人生など与えてくれない。
つまらない人生が嫌なら、変えるしかないのだ。
一つ一つ、一日一日を少しでも有意義なものに変える。
そしてそれを継続する。「継続は力なり」だ。
人生は小さなことの積み重ねで構成されているのだ。
日々の小さな有意義を積み重ねることで、最期にまあまあ良い人生だったと言えたら、もうけものだ。
どうせつまらない人生なのだから、当たって砕けろだ。
砕け散っても今まで通りのつまらない人生があるだけだ。
別に当たらなくたっていい。
今まで通りのつまらない人生が続くだけだ。
自分の好きにしたらいいのだ。
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