外界と交わることで世界が広がる

外界と交わることで世界が広がる 雑感

時折、自分が”なんて狭い世界で生きているのか”と、思うことはないでしょうか。

自分の世界を広げるには、外界と交わることです。

 

内界と外界

ないかい【内界】
人間の心・意識など、内面の世界。 ⇔ 外界

『大辞林 第三版』(三省堂)より引用

 

がいかい【外界】
① 外の世界。物理的・社会的環境など。
② 自我・主観に対して、非我・客観の世界。 ⇔ 内界

『大辞林 第三版』(三省堂)より

 

人は基本的に内界をベースとして生きています。

人は、この世界の全てを、自分の認識によって捉えますので、ある意味、この世界は、自分の内界のみで構成されているのです。

対して、外界とは、上記のような意味ですが、外の世界とは言っても、外の世界を認識しているのは自分の内界です。

また、非我や客観というのも、個人内にはおそらくは存在しないものです。

外界と呼ばれるそれも、自分という個人から見れば、自分の内界でしかないのです。

 

外界と交わることで内界は広がる

さて、外界も自分の内界でしかないと述べましたが、外界と交われば内界は広がります。

例えば、内界を自分、外界を友人としましょう。

普段、自分は自分の心や意識、価値観をベースに生きています。

友人という外界と交わったとしても、友人を見ているのは自分ですので、友人もまた、自分の内界でしかないといえばそうです。

しかし、友人と交わることで、友人の心や意識、価値観を多少なりとも知ることができます。

それを知ることで、自分の心や意識、価値観がそれまでのものから変化、というよりは、それまでのものプラスαという形で広がりを見せるのです。

だから、多くの外界と交われば、その外界は自分の内界の一部でしかありませんが、自分の内界が広がります。

 

内界が広がれば、世界が広がる

外界と交われば、内界が広がりますが、内界が広がれば世界が広がります。

外界と交わることで、自分の内界、心や意識、価値観等が広がりを見せ、その広い心や意識、価値観等で世界を見れば、世界の見方が変わります。

より、多角的に世界を捉えることが出来るようになるので、世界が広がるのです。

世界を広げたいと思えば、外界と積極的に交わることです。

少々、意味のわからないことを書きましたが、要は、自分が狭い世界に生きていると思ったら、より多くの人やもの、それまで関わったことがない、人やものに積極的に関わっていくことで、自分の世界が広がっていくということです。

じっとしていても、世界は広がりません。

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