大企業出身という肩書

大企業出身という肩書 雑感

最近では、定年の年齢が引き上げられたり、定年後の再就職の促進などと言われるようになり、私が以前いた職場でも、60歳で定年を迎えた人が数名契約社員で入ってきたことがあります。

中には、大企業で役職に就いていたという方も何名かいました。
大企業出身者は使えないなどという意見もあるようですが、使えるつかえないは別として、大企業出身者は面倒くさい人が多いという印象です。

 

大企業で定年後、再就職してきた人の特徴

①愚痴が多い
これは、全ての人に共通していましたが、愚痴や批判が多いです。
愚痴といっても、大企業で役職に就いていたような人ですから、お金は持っているのでしょう、条件面での愚痴はほとんどありません。

仕事のやり方などに対する愚痴や批判が多いのです。
大企業ではこうするのが常識などと言う人が多く、それを聞かされるのは正直面倒でした。
言っていることが全て間違っているというのではなく、正しいと思われることもあるのですが、私に言われてもどうしようもないんですよということがほとんどでした。

②小馬鹿にする
上記と同じですが、今の職場なり、人なりを小馬鹿にする人がほとんどです。
大企業出身というプライドがあるんですかね。

③上司に取り入るのが上手い
これは、全ての人ではありませんが、8割方の人が上司に取り入るのが上手く、またそのことに注力しています。
そうやって、大企業でも出世してきたんでしょうね。
こういう人は、正直実務レベルではあまり戦力にはならなかったという印象です。

残りの2割は、意識高い系とでもいうのでしょうか、上司であっても、おかしいことはおかしいと言い、周囲の人にも色々と役に立つ助言をくれたりして、実務レベルでも戦力になる方で、個人的には好感を持っている人が多かったです。

 

面倒くさい人ほど長居する

上記が私が見たことがある、大企業出身で定年後に再就職をしてきた人の特徴ですが、面倒くさい人ほど辞めません。

目的意識を持っていたり、本当に再就職先の職場がダメだと思った人は、大体1年ぐらいで、次の再就職先を決めたりして、退職していっています。

いつまでも居座るのは、愚痴がやたらと多く、上司におべっかを使って、そのくせ仕事ではあまり戦力にならないような、面倒くさく、見るに堪えないような人ばかりです。

そもそも、本当に優秀な人であれば、大企業に再雇用されるなり、なんらかの形で、元いた大企業に引き留められているはずなんですよね(制度上そうならない場合もあるのかもしれませんが…)。

自分がいた職場を蔑むつもりはないのですが、当時は、”こんなところに本当に優秀な人材が、いつまでも居座るわけがない。いつまでも居座る奴は、大企業にいたっていうだけで、無能な人なんだろう”ぐらいに思っていました。

 

大企業出身者は無能か

個人的には、大企業の定年退職後に再就職してくる人は否定的に見ています。
正直、自分の職場に入ってきてほしくないですし、自分が雇用者であっても、彼らを雇用する可能性は低いです。

職場で愚痴ばかりいっているような人は、職場に良い影響を与えませんし、そのくせ、仕事も並程度なのであれば、雇用するメリットはありません。

大企業出身者は、所属していた会社が大企業であったというだけで、自分が必ずしも優秀であるなどと慢心しないほうが良いのではないでしょうか。

私が見たのは、大企業を定年退職後に再雇用された一部の人だけなので、全ての大企業出身者が、無能とか慢心しているなんてことはないとは思います。

私が見た、大企業を定年後に再就職してきた人は、ろくでもないと思わざるをえないような人がほとんどだったというだけのことです。

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