ネガティブ思考は動けない

ネガティブ思考は動けない 教訓

世の中にはネガティブ思考に悩んでいる人もいることでしょう。

ネガティブ思考自体が悪い事だとは思いませんが、ネガティブ思考の欠点は動けないことにあると思います。

 

ネガティブ思考はネガティブ志向

以前、「ネガティブな人は、ネガティブを集めたがる」ということについて書きました。

ネガティブ思考な人は、ネガティブを志向します。

自らネガティブな情報を積極的に集め、視野を狭め、物事を自らネガティブに捉え、自ら不幸、不運であろうとします。

ネガティブ思考というのは、物事の考え方、捉え方のパターン、癖みたいなもので、直すということは困難です。

しかし、自らポジティブに考えるということは難しくても、他者なり自分以外からポジティブを集めることは可能です。

それにも関わらず、ポジティブを集めようとはせず、仮に他者からポジティブを与えられたとしても、それを素直に受け入れず、否定します。

全てがネガティブに支配され、ネガティブを志向していると言っても過言ではないのです。

 

ネガティブ思考は止まらない

そんなネガティブ思考なのですから、言わずもがな、ネガティブ思考を止めることはできません。

ネガティブ思考の人は、いつまでもネガティブを志向し、ネガティブであり続けます。

何を見ても、聞いても、誰と関わっても、誰と相談しても、出る答えはネガティブです。

そして、こうすればAというネガティブな事態が起こる、そうするとさらにBというネガティブな状態に陥ると、ネガティブなほう、ネガティブなほうへと考え、ネガティブ思考の連鎖を生み、ネガティブ思考は止まらなくなるのです。

 

ネガティブ思考は動けない

ネガティブ思考が止まらなくなった結果生じるのは、”動けない”という状態です。

動けなくて当然です。

どう考えても、悪い方にしか転ばないとしか考えられず、他者の意見等も受け入れられないのですから、悪い方にしか転ばないと思っていることに向かって動くはずもありません。

ネガティブ思考の最大の欠点はこの”動けない”ということです。

ネガティブ思考ということは、現状もネガティブに捉えている可能性が高いです。

そして、そんなネガティブな現状を打破したいと思っていることでしょう。

以前、「考えても、動かなければ意味がない」ということを書きましたが、ネガティブな現状を打破するためには、動くしかないのです。

しかし、ネガティブ思考であるが故、動けないのです。

そして、ネガティブな現状のまま、ネガティブな将来の見通しをもって、さらにネガティブに生きていくのです。

ネガティブ思考という自覚のある人は、思考を変える必要はありませんので、ネガティブのまま、とりあえず動いてみるということに挑戦したほうがいいかもしれません。

動いた結果、ネガティブな結果が待っていたとしても、それは予想通りの結果なのですから、”やっぱりね”と言って済ませばいいのです。

ネガティブなまま動いた結果、予想外に良い結果が得られれば、ラッキーです。

そうすれば、多少なりとも、ネガティブ思考からの脱却、脱却できなくても、他者の考えを取り入れたり、”動く”ということに積極的になれるかもしれません。

ネガティブに考えているだけでは何も変わらないのです。

ネガティブに考えるのをやめられないのであれば、ネガティブを抱えたまま、とりあえず動くということを意識したほうが良いのかもしれません。

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