人に寄生する人

人に寄生する人 雑感

人に寄生する人

世の中には、人に寄生する人がいます。
彼らは寄生した人の養分を吸い尽くしたら、また別の人に寄生し、自分の欲求、願望等を叶えていきます。

例えば、友人関係や仕事の人間関係等何でもいいのですが、権力や影響力など、何かしらの力を持つ人に寄生し、自分が力を得たら、より強い力を求めて、別の人に寄生します。

収入が安定しない人が、実家を出たいという理由で、恋人と同棲し、収入が安定したら、次は結婚という願望を叶えるために、その願望を叶えてくれそうな寄生先を模索し、適当な寄生先が見つかったら、自分の都合で同棲を解消し、結婚という願望を叶えてくれそうな人に寄生する。

このように、人に寄生する人というのは、ステップアップのために寄生先を変えていきます。

彼らの特徴は、自己中心的で自分勝手、自分のことだけを考えていて、寄生する対象のことは、自分がステップアップするための、養分、踏み台としか考えていないところにあります。

一見、寄生する対象のことを考えている素振りを見せますが、それも寄生するためのテクニックです。

養分を吸い尽くした寄生先から撤退する時は、もっともらしいことを言ってごまかしますが、騙されてはいけません。

彼らは、人に寄生し、自分の都合よく使うことに引け目など感じていませんし、都合よく使って当たり前とすら考えています。

そして、寄生された方には何も残りません。

寄生されているうちは、頼られているなどと感じ、悪い気すらしませんが、彼らのために費やした労力の先には何も残りません。

何も残らないどころか、彼らに費やした労力や、時間が失われるのですから、マイナスでしかないのです。

 

寄生する人には気を付けよう

人に寄生する人には、寄生されたくない、寄生されないほうが身のためですが、寄生する人を見極めるのは容易ではありません。

寄生されていたとしても、巧みにそのことを気づかせませんし、寄生する本人も寄生しているという自覚がありません。

恐らく、寄生する人というのは、無意識的に人に寄生しており、それが、彼らの普通の生き方なのです。

それも一つの生き方なので、否定されるべきではないのでしょう。

寄生されている時は気付きませんが、寄生している人は、傍から見ていると、”寄生しているな”とわかります。

彼らの人生は、寄生する人に依存する部分があるので、どこか行き当たりばったりに見えて、あまり素敵な生き方をしているとは見えないことも、しばしばあります。

それも、人生なのでそれはそれでいいのでしょうが、くれぐれも寄生されないよう気を付けましょう。

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