自分には、それくらいしかできることがないなんて言う人がいます。
それしかないというのは、ある意味、一番強いのかもしれません。
”それしかない”は武器になる
”それしかない”ということは、それが、自分の武器であるということです。
世の中には、”自分には何もない”という人だってたくさんいます。
”それしかない”のではなく、”それがある”のです。
”それしかない”というのは、自分には”それがある”ということをわかっているということです。
つまりは、自分の唯一の武器が何かということを、自分で理解しているということでしょう。
自分の武器を理解しているということは、自分の強みを理解しているのですから、思考もシンプルにできます。
何かあっても、何があっても、自分の”それしかない”武器で、どう対処するかを考えればいいのです。
”それしかない”のですから、余計なことを考える必要がありません。
”それしかない”と思って、それ以外のものを増やすのも良いのかもしれませんが、”それしかない”ものにこだわっても良いのかもしれません。
それ以外のものを増やしても、結局、器用貧乏になるだけかもしれません。
それ以外のものを増やせば、迷いだって生まれます。
沢山あれば良いというものでもないのです。
だから、それ以外のものを増やすことよりも、”それしかない”ものにこだわって磨きをかけるほうが良いかもしれません。
それしかない人が一番強いのかもしれない
結局、あれもこれもある人よりも、それしかない人が一番強いのかもしれません。
あれもこれもあれば、選択の幅は広がるかもしれませんが、選択を誤る可能性だって増えます。
それしかないのであれば、選択を誤ることも、選択に迷うこともありません。
それしかないものでどう勝負するかに集中すればいいだけのことです。
そして、それしかないもので勝負し続けていれば、経験が得られます。
それしかないものについての経験が蓄積されるのですから、それしかないものが磨かれ、成長したと言っても過言ではないでしょう。
そうして、あれもこれも中途半端にある人よりも、ずば抜けたそれしかないものを持つ人になれるかもしれません。
もしかしたら、それしかないという人が一番強いのかもしれません。
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