人を尊重すれば、人の好き嫌いはましになる

人を尊重すれば、人の好き嫌いはましになる 人間

人の好き嫌いが激しい人っています。

中にはそれを直したいと思っている人もいれば、開き直っている人もいます。

 

人の好き嫌いが激しい人に共通する特徴

人の好き嫌いが激しい人に共通する特徴は、自分が正しいと思っているという点にあります。

一見そのようには見えない人でも、根本では、自分が正しいと思っています。

自分が正しいから、自分の価値観が全てなのです。

だから人に対しても、正しいと思い込んでいる自分の価値観で、好き嫌いを判定するのです。

自分の価値観に合う人は好きで、自分の価値観に合わない人は嫌いとなるのですから、好き嫌いが激しくなって当然です。

誰一人として全く同じ価値観を持っている人なんていないのですから、価値観に合う好きな人は少なくなります。

価値観に合う好きな人が少ないのですから、希少なのです。

だから、好きの程度も大きくなるのです。

また、正しいと思っている自分の価値観に合わない人が嫌いなのですから、嫌いな人は多くなります。

数少ない好きな人を過大に評価し、多くの人を嫌いとするのですから、好き嫌いが激しいとなるのです。

そして、自分が正しいと思っているのですから、自分の価値観を疑い、自分の価値観を見直したり、他の価値観を許容することができないのです。

 

他者を尊重すれば、人の好き嫌いはましになる

人の好き嫌いが激しい人は、自分が正しいと思っているのですから、他者を尊重することができません。

しかし、他者を尊重する気持ちを持てば、多少は人の好き嫌いはましになります。

例えば、無口な人が嫌いという価値観を持っていたとして、それを自分の価値観が正しいと思ってみれば、無口な人は嫌いという答えにしか行きつきませんが、他者を尊重する気持ちを持てば、無口な人がいてもいい、無口な人が好きな人もいるかもしれないとなり、無口な人が嫌いという価値観は変わらないかもしれませんが、行きつく答えに多様性が生まれ、好き嫌いの程度がましになるのです。

人は自分の価値観が必ずしも正しいわけではないと、頭では理解していても、それを受け入れている人は少ないのです。

自分の価値観が絶対的に正しいわけではないと理解し、他者の価値観を受け入れられなくても、”そんな価値観もあるのか”くらいに尊重できるようになれば、人間関係にストレスを感じることも少なくなります。

好き嫌い少なく、誰とでもそれなりに上手く人間関係を築くためには、他者を尊重しようとする姿勢が不可欠なのです。

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