人間、楽ができるのであれば、楽をしたいものだと思います。
しかし、個人差はあると思いますが、少し大変なくらいが丁度良いのではないかとも思ったりもします。
少し大変なくらいが丁度良い
例えば、仕事で、仕事量なり、仕事内容が少し大変だなと思うことってあると思います。
しかし、少し大変だと思うくらいの時の方が、良いパフォーマンスを発揮できるなんてことはないでしょうか。
人は、状況により、無意識的に自分の力をコントロールしているのではないかと思うのです。
●楽な時
楽な時は、”楽だ””余裕がある”と思って、ダラダラと仕事をしてしまいがちです。
その結果、集中力も低く、色々と余計なことも考えて、判断力も鈍くなり、結果的に効率や質が低下しているのではないかと思います。
また、楽なときほど、余裕があると思ってその仕事を後回しにしてしまい、結果、夏休みの宿題のように、期限ギリギリに焦って仕上げて、余裕があった割には出来もイマイチなんてことも少なくありません。
●普通の時
普通の時は、一定以上のパフォーマンスを発揮できて、心身共に少し余裕があるから、丁度良い疲労感ぐらいの感じです。
●大変な時
大変な時は、頑張って仕事をしますが、頑張っても消化しきれずに、気持ちが焦って余裕がなくなってしまいます。
そして、疲労が蓄積し、気持ち的にも身体的にも追い込まれます。
その結果、疲弊により、本来の能力が発揮できなくなって、パフォーマンスが維持できなくなります。
仕事に粗さや、質の低下が目立つようになってきます。
●少し大変な時
少し大変な時は、普通にやっていれば難しいが、頑張ればなんとかなるという時です。
頑張ればなんとかなるというゴールが見えていますので、集中力が上がり、判断力にもキレがあります。
高いパフォーマンスを維持できる状態で、この時が、自分の能力をフルに発揮できて、集中力が上がって仕事が順調にこなせる分、充実感もあり、また、いつもより少し疲れたなくらいの適度な疲労感も感じられ、ある意味、心身共に充実します。
上記は、あくまでも個人的な感覚に基づいてのものですので、全ての人に当てはまるとは思いません。
しかし、人間は楽過ぎても、大変過ぎてもダメだとは思います。
普通ぐらいが一番良いと思う人も多いのでしょうが、少し大変なくらいの時もあるほうが、いつもよりできる自分を感じられ、充実感を得られるのではないかと思ったりもします。
人は、もしかしたら、少し大変なくらいが、実は丁度良いのかもしれません。
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