人間関係がうまくいかない人は、自分を出せない人が多い

人間関係がうまくいかない人は、自分を出せない人が多い 人生

人間関係に悩む人は多いと思います。
かくいう私も、人付き合いがあまり得意ではありません。

人間関係がうまくいかない人には、ある共通点があります。
それは、自分を出さない、出せない人が多いということです。

自分を出せないと、人間関係がうまくいかない理由

よく知らない人と会う時、多少なりとも、緊張することと思います。
この緊張は、よく知らない人に対する、恐怖心、警戒心からくるものです。
人は、未知のものに対しては、不安感や恐怖心を抱きます。

人は、相手を知って初めて人間関係を築けるのです。
例えば、友人を思い浮かべてみてください。
よく知らない人のことを、友人と呼ぶことはありませんよね。
お互いに、ある程度その人となりを知って友人になり、さらにお互いをよく知ることで、人間関係が深まります。

自分を出さないということは、相手にとっては未知の状態が続くということです。
そうすると相手は、あなたに恐怖心や警戒心を抱き続けますので、人間関係が築けなくなります。

いわゆる”深い話”をした際に、お互いの距離が縮まったという経験をされた方もいることと思います。これは、”深い話”には自分のプライベートなことや、自分の考え方等、自分にまつわるものが多く含まれるからです。
自分にまつわることを、お互いに話し合って、お互いを知ることができるから、人間関係が深まったのです。

このように、人間関係がうまくいくためには、ある程度、自分を出すこと必要なのです。

自分を出せない・出さない理由

以前、「人が苦手な人は過去に人が苦手になる体験をしています」ということについて書きました。

自分を出せない・出さないという人は、過去に自分を出したことで、傷ついた体験をしています。例えば、自分を出したら、それについて、陰口を言われていたとか、噂になっていたとかです。

自分を出すことで、傷ついた体験から、自分を出すことに不安や恐怖をもってしまっているので、自分が出せなくなってしまっているのです。

これを克服するためには、「人が苦手な人は過去に人が苦手になる体験をしています」でも書いていますが、自分を出すことで相手に受け入れてもらったり、人間関係が深まったりといった成功体験をするしかありません。もちろん更なる失敗体験につながるかもしれませんのでリスクはあります。

しかし、自分を出せない・出さないという人は、自分を出すということでしか、それを克服することはできませんし、それを克服しない限りは、人間関係がうまくいくということもないのです。

人間関係をうまくやりたい人は、勇気をもって自分をだそう

人間関係がどうでもいいという人は、今のままで、自分を出さないほうが良いです。
自分を出して傷つくリスクをとる必要はありません。

人間関係をもう少しうまくやりたいという人は、勇気をもって少しずつ自分を出すことをしてみてください。

これは、職場などでの人間関係でも一緒です。
私は、以前いた職場で、自分を全く出さないようにしていたことがあります。
どうせ長居するつもりもない職場だし、自分を出してごちゃごちゃ言われて不快な思いをするリスクを取るくらいなら、自分を出さないほうがいいやと思ってそうしていました。

案の定、人間関係はうまくいきませんでしたね。仕事はそれなりにこなしていましたし、周囲からの評価も、”仕事はそつなくやってるしまあいいか”というものでしたが、職場でも浮いた存在になっており、覚悟の上ではあったものの、居心地は悪かったです。

あなたの周りでも、仕事の出来、不出来に関わらず、仕事の話しかしない人と比べて、無駄話や自分の話をしている人のほうが、人間関係が良好で評価が良かったりすることはないでしょうか。

だから、人間関係をもう少しうまくやりたいなという人は、少しづつ自分を出してみてください。プライベートな話をするのもいいですし、自分の考えを少しだすというのでもいいです。

ただし、人は怖い生き物です。平気で人を否定し、非難し、陰口や悪口を言って、傷つけてくる人がたくさんいます。
なので、自分を出すときは、否定され、非難され、陰口や悪口を言われることを覚悟して出してください。否定され、非難され、陰口や悪口を言われても、さして影響がないような、自分にとっては、それほど重要でない自分から出していくというのも、一つの方法かもしれません。

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