成功は行動した者にのみ訪れる

成功は行動した者にのみ訪れる 教訓

先日、「絶対に成功できる成功法則はない」ということについて書きました。

では、どうすれば成功を手にすることができるのでしょうか。

 

成功は行動しなければ手に入らない

成功は、成功に向けて現実的、実際的、具体的な行動をしなければ手に入りません。
一言で言えば、”やることをやった”人にしか成功は訪れないのです。

例えば、プロスポーツ選手になって、成功したいという人がいたとしましょう。
その人が、何らかの成功法則を実践したからと言って、プロスポーツ選手になり成功できるでしょうか?

答えは簡単で、成功どころかプロスポーツ選手にすらなれないでしょう。

プロスポーツ選手になるには、相応の能力、技術が必要です。
相応の能力、技術を得るためには、厳しい練習というプロスポーツ選手になり成功するための、現実的、実際的、具体的な行動が不可欠なのです。

目的を達成し、成功するためには最低限の資格が必要です。
その資格とは、成功を手にするための前提条件となる能力のことです。

上記の例で言えば、プロスポーツ選手になるための、最低限の能力が必要なのです。

仕事でも同じです。
仕事で出世し成功するためには、それ相応の結果を出すための能力が必要なのです。

この能力は、成功法則では身に付きません。
才能云々の差はあるにせよ、現実的、実際的、具体的な行動(練習や勉強等)といった、苦痛を伴う努力をしなければ身につかないのです。

 

行動したからといって、必ず成功できるわけではない

成功を手にする資格を得るためには、最低限の能力が必要で、その最低限の能力を得るためには、現実的、実際的、具体的な行動が必要と述べました。

ただし、現実的、実際的、具体的な行動をして、最低限の能力を身につけ、成功するための資格を得たからといって、必ず成功できるわけではありません。

成功者に成り得る、最低限の能力を得ただけで、成功できる人もいれば、それ以上の能力を得ても成功できない人もいます。

成功には、能力以外にも、性格や人間性(これも能力の範疇かもしれませんが…)、運(「人生は運に左右される」もご参照ください)など、他の要素も関わるからです。

だからこそ、世の中には行動・努力をしても、成功していない、報われない人が存在しているのです。

成功者と言われる人が、世の中にはほんの一握りしかいないということを顧みれば、行動・努力をしても、成功者になれないことのほうが多いと言えるのかもしれません。

苦しい努力をしても、報われない可能性が高いのですから、成功法則に縋りたくなる気持ちもわかるというものです。

報われないことを覚悟し、僅かな成功の可能性にかけて、行動・努力をして成功者と成り得る最低限の資格を手にするか、それを無駄と捉え、悶々としながらも楽な人生を追及するか…

どちらが良いとも悪いとも言えませんね。

両者の間で立往生して、くすぶっている人も多いのかもしれません。

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