よく、”つまらない仕事に楽しみを見つける”などと言われることがあります。
仕事に限らず、つまらないことに楽しみを見つけることなんてできるのでしょうか。
楽しみが見つからないから、つまらない
つまらないことに楽しみを見つけることはできないと思います。
楽しみを見つけることができるのであれば、つまらないことなどと感じていないからです。
楽しくなるよう工夫をする、視点・捉え方・考え方を変えるという方法もあるかもしれません。
しかし、それは無理をするということです。
本来の在り方、視点、捉え方、考え方ではつまらないから、それを変えろと言われて、変えることなんてできるでしょうか。
それらは、人の”癖”のようなものなので、簡単に変えることなんてできません。
在り方、視点、捉え方、考え方を変えて、”こう考えれば楽しいかもしれない”と思ったところで、それは無理をして、そう思い込もうとしているだけです。
本来の在り方をゆがめているのですから、つまらない以外の苦しみが生まれてしまいます。
無理をして、つまらないことに楽しみを見つけても、それは本心からではないのですから、腹の底ではつまらないことでしかないのです。
結局、どう頑張ってもつまらないことはつまらないことでしかありえないのです。
つまらないことは、具体的に何かを変えるしかない
つまらないことは、つまらないことでしかありえないのですから、つまらない仕事も、つまらない仕事でしかありえません。
楽しい仕事をしたいのであれば、具体的に仕事を変えるしかありません。
つまらない人生を、楽しい人生にしたいのであれば、楽しい人生になるように、具体的に行動を変える、行動を起こすしかありません。
つまらないことは、具体的に行動し、具体的に何かを変えなければ、楽しい事にはなりえないのです。
具体的に行動し、何かを変えるのはリスクを伴います。
仕事を変えたところで、それも、つまらない仕事になる可能性だってあるのです。
しかし、リスクもなしに、具体的に何も行動せず、具体的に何も変えないことで、つまらないことが楽しいことになることなんてありません。
そんなことがあるのなら、誰も苦労せず、皆楽して楽しい人生を生きているはずです。
そんなことがないから、皆、悩んで、苦労して、時には失敗もして生きているのです。
つまらないことなんていらないなら、行動を起こして、具体的に何かを変えましょう。
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