無心になる

無心になる 教訓

日々、生きている中で、ストレスを感じている人も多いことと思います。

そんな人は無心になってみると、多少はストレスを感じる時間を減らすことができるかもしれません。

 

ストレスは思考・想像で生み出される

ストレスの要因は人それぞれです。

ある人にとってはストレスになることでも、別のある人にとってはストレスにならないこともあります。

しかし、思考・想像はほぼ全ての人にとってストレス要因となります。

もちろん、全ての思考・想像がストレス要因になるわけではなりません。

ストレス要因に関する思考・想像が更なるストレスを生み出すということです。

例えば、誰かに陰口を言われたことにストレスを感じたとしましょう。

陰口を言われたことに、思考・想像を巡らせるとどうでしょうか?

どんな陰口を言われたのか、きっとこんなことに言われたに違いない、陰口を聞いていた人も同じように思っているのだろうか、何か陰口を言われるようなことをしただろうか、何故あんな奴に陰口を言われなければならないのか…等々、上げればきりがありませんが、ストレス要因に思考や想像を巡らせた結果生じるのは、ネガティブな思考・想像であり、それが更なるストレスの要因となるのです。

人は、ストレス要因となるような、不安、心配、恐怖、等々に関しては防衛本能からか、ついつい余計な思考・想像をしてしまいがちです。

不安、心配等を全く抱えずに生きている人は少ないでしょうから、人の頭の中は多くの時間を、不安や心配等に費やしているのです。

不安や心配等に支配されていると言っても過言ではないでしょう。

その結果、微少なストレス要因であるにも関わらず、それを大きなストレス要因に自らしてしまっているのです。

 

無心になる

無心になるというのは、悟りを開くとか、そんな大層なことではありません。

ここで言う無心になるとは、ストレス要因に対して、思考・想像を巡らせないようにするということです。

そうすれば、同じ事象であっても必要以上にストレスを感じずに済み、結果的に、ストレスを低減することにつながるのです。

しかし、無心になろうと思っても、不安や心配事というのは、簡単に頭から離れるものではありません。

無心になる手っ取り早い方法は、別の何かにほどよく集中するということです。

趣味などというものは、無心になるためにあるのかもしれません。

趣味に集中している時間は、不安や心配事に対して思考・想像をすることがありません。

歩くことや山登りなどもいいかもしれません。

歩いていれば、初めは不安や心配なことについて思考・想像していたとしても、程よく体が疲れてくれば、そういった思考・想像は止まります。

何かをしてもいいし、何もしなくてもいいので、ストレスを感じていると思う人は、無心になるということを意識してみると良いかもしれません。

無心になって、余計なことや、考えてもしかたのない事を考えないということも、自分らしく生きるには必要なことではないでしょうか。

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