うつ病などの精神疾患の方が増えているという話は、近年よく聞きます。
皆さんの周りでも、メンタルの不調で、例えば薬を飲んでいるなんて人も意外に多いかもしれません。
メンタルの不調を訴える人がけっこういます
私の周囲(仕事関係や友人・知人関係等)の人でも、精神科や心療内科に掛かっていて、服薬しているという人が、何人かいます。
聞いてもいないのに、何故か、そういう話をカミングアウトされることもけっこうあり、”やっぱり”と納得できる人から、”この人が”と意外に感じる人まで様々です。
私は、基本的にはそういう話には深入りしない主義ですので、それを聞いたからといってどうということはないのですが、例えば、うつ病の人には”頑張れ”などとは言わないほうが良いなんて話も聞きますので、何か診断名がついているのかは確認するのですが、これという診断名がついていないという人もたくさんいます。
それでも、服薬はしている人がほとんどです。
メンタルを病む人が増えた理由は存じませんが、以前に比べれば、精神科等に掛かることへの抵抗感等が多少なりとも減っているので、掛かる人が増えたということも要因の一つではないかと思います。
メンタルの不調を言い訳にする人もいるのではないか
メンタルの不調や病で苦しんでいる人の反感をかうかもしれないし、理解がないとか、偏見などと言われてもしかたがないし、それを覚悟のうえで言いたいのですが、メンタルの不調を言い訳にする人もいるのではないかと感じずにはいられないのです。
例えば、仕事等で人間関係やその他も含め、何かしら上手くいっていない時に、嫌だなとか、気分が重いなと感じることは誰でもあると思うのですが、以前より、精神科等への受診が身近になったぶん、本来であれば、病院を受診する必要のない人が、病院を受診して、処方薬をもらっているのではないかと感じるのです。
そしてそれを、嫌な現状から逃げ出すための、免罪符としている人が、一部だとは思うのですが、いるように感じるのです。
別にそれが悪いとは思いませんし、本人が必要だと思ってやっているのであれば、何の問題もありません。
ただ、そういう人もいるのかもしれないなと思ったというだけのことです。
メンタルの不調は原因がわからないことも多いようです
メンタルの不調なり、病気というのは、原因がわからないものが多いようです。
そして、それらの診断にはICDやDSMといった診断基準が用いられるようなのです。
これらは、症状から診断するもののようなのですが、単純化して言えば、例えば、①~⑩の症状のうち、5つ以上が〇ヵ月継続していたら、Aと診断するといったもののようです。
しかし、メンタル面での症状というのは、目に見えるものではありません。
例えば、”抑うつ気分”と言ったって、それは目に見えるものではありませんし、表面的に抑うつ状態に見えたとしても、それが事実かどうかを客観的に評価することはできません。
つまりは、メンタルの不調を訴える本人の、個人の主観に基づく主張をもとに、判断するしかないのではないかと思います。
もちろん、診断をする医師は専門家ですので、ある程度、その主張の真偽は判断できるのでしょうが、完璧にというのは不可能でしょうし、医師の立場としては、患者の主張をないがしろにするわけにはいかないでしょうから、基本的には患者のいうことを信じるという立場を取らざるをえないと思います。
メンタル面での症状は目に見えませんし、何かの検査をして、異常値がでるというものでもないのでしょうから、極端に言えば、患者は嘘だってつくことができるのです。
嘘はつかないまでも、正常範囲内の気分の落ち込みを大げさに言って、診断名はつかないまでも、薬を処方してもらい、それを、例えば、嫌な仕事から逃げたり辞めたりする理由・言い訳にすることもできるし、実際にしている人もいるのではないかと思うのです。
まあ、わざわざそういった行動をするという時点で、病的ということができるかもしれませんので、何とも言えませんが…。
ただ、メンタルの不調に処方される薬の中には、依存性のあるものも多いようです。
また、脳内神経伝達物質に働きかける薬のようですが、原因もよくわからないのに、脳内神経伝達物質に働きかけて、ある意味、強制的に症状を緩和なり、治療するというのは、無知なだけかもしれませんが、少し怖いなと思ったりもします。
もし仮に、言い訳のためにメンタルの不調を訴えて、病院を受診しようと考えている人がいたら、そんなことをするなとは言いませんが、よく考えてからするほうがいいかもしれません。
よけいなお世話ですね。
無知な素人の戯言だと思ってお許しください。
コメント