自分のしたことをわかっていない

自分のしたことをわかっていない 教訓

人は、自分が思う以上に自分がしたことをわかっていないものです。
だからこそ、他者に対する言動には注意が必要です。

 

自分のしたことが、他者にどう伝わるかはわかならい

自分が何気なくした言動で、思いがけず、相手が怒ってしまった、傷ついてしまったという経験はないでしょうか。

自分が、相手のことを思い、一生懸命に考えてした言動であっても、相手を怒らせたり、傷つけたりすることもあります。

そして、”そんなつもりじゃなかった”と言い訳をします。

自分の言動が相手にどう伝わるか、相手がどのように捉えるかは、相手に依存するものですので、どうしようもありません。

 

自分のすることは自分勝手なこと

結局、相手のことを考えていようといまいと、人の言動は自分勝手なものなのです。

相手のことを考え、相手にとってプラスになると思った言動であっても、自分が勝手にそう思っただけのことなのです。

相手にちゃんと伝わるとは限りません。

それが相手にうまく伝わらずに、相手を怒らせてしまったり、傷つけてしまった時には、相手のことを想ってやったのに、と憤りを感じることでしょう。

”あなたのことを想ってやったのに”と怒らずにはいれない時もあるかもしれません。

しかし、相手からしたら、”あなたが、勝手に良かれと思ってしたことであって、何のプラスにもなっていない”ということもあるのです。

自分の言動はどう転んでも、自分勝手なものにしかならないということを理解しておくほうが良いと思います。

 

人は自分のしたことをわかっていない

上記のことから、人は自分のしたことをわかっていないと言えます。

あなたが良かれと思ってした言動で、その時は相手が何も反応しなくても、密かに相手を怒らせたり、傷つけたりしているかもしれません。

逆もまた然りです。

相手の言動で、あなたが怒りを覚えたり、傷つけられたと思っても、相手はあなたにとって良かれと思ってした言動であるかもしれません。

よくよく、自分の言動を振り返り、相手がどういう意図でその言動をしたのかに想いを巡らせることが必要なのかもしれません。

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