会社の飲み会が嫌いな人、できれば参加したくないと思っている人。
若い世代に多いと言われているますが、中高年世代でも飲み会が嫌いな人はいます。
私が以前いた職場では、管理職の方で、飲み会にほぼ参加しない人が一人いました。
その人は、仕事ができる風な雰囲気を持っている方だったので、それでも特に支障はなかったようです。飲み会に参加しなくてもOKという雰囲気を周りの人に持ってもらえれば参加しなくても問題ありませんが、そういう人は多くはいません。
嫌いな人にとってはできれば避けたい飲み会ですが、そうもいかないことがあるのが飲み会です。
飲み会が嫌いな理由
飲み会が嫌いな理由は人それぞれだと思いまが、嫌いな理由をいくつか挙げてみます。
お金の無駄
飲み会に参加すると会費がかかります。少なくても、1回3,000円~5,000円程度は必要となってくるでしょう。別に好きでもない人と、好きでもないものを飲み食いするのにこの出費はもったいないと感じることも少なくありません。
時間の無駄
仕事で疲れているから早く帰ってゆっくりしたい、自分の時間に充てたいという人も多いでしょう。
飲み会の雰囲気が嫌い
うるさいザワザワした雰囲気、時には酔っ払いの愚痴を聞いたり等々独特の雰囲気が苦手という人もいるでしょう。
気を使って疲れる
お酌をしたり、料理を取り分けたり、話を盛り上げたり等々気を使う場面も少なくありません。
ぼっちが辛い
飲み会に参加しても、口数が少なかったり、話題の引き出しがない、コミュニケーションが苦手という人は自然とぼっちになってしまうことがあります。周りが盛り上がっている中でこれは辛かったりします。
上記以外にも嫌いな理由はたくさんあるでしょう。
かくいう私も会社の飲み会が嫌いな一人です。
私の場合、基本的に会社の同僚というのは信用していないので、プライベートなことを話したり、必要以上に関係性を深めるということはしません。職場の同僚にそこまで興味がないんです。そうなると、もともと話題の引き出しがないというのもあって、飲み会の場で話すことってほとんどありません。
なおかつ、私は声が小さく通りにくいので、飲み会の喧騒の中だと、発言しても一回で聞き取ってもらえることって少ないです。なので、会話の流れを悪くしてしまう気がして余計に発言しなくなります。そうなると、ぼっちになっていきます。時には気を使ってくれる人もいるんですが、気を使ってもらってることを申し訳なく思ってしまいます。
で、飲みに行っても関係が深まるわけでもない(もともとそれは求めていませんが)のでお金と時間の無駄と感じ、会社の飲み会が嫌いになっていきました。
以前は全く飲み会に参加しないというスタンスをとっていたこともあるのですが、色々と支障もあったので、会社の歓送迎会や忘年会・新年会等、会社の行事的な飲み会には参加しています。
飲み会に参加しないことのメリット・デメリット
メリット
・無駄なお金や時間を使わなくてすむ。
・飲み会による気疲れなどがない。
つまり、上記の飲み会が嫌いな理由で上げたような、飲み会による嫌な思いをしなくていいということがメリットとなります。
デメリット
・常識がないと思われる。
以前いた職場で、飲み会に一切参加していなかったときに、定年後に契約社員で雇われていた人(飲みにケーションなどとほざくタイプの人)から、飲み会は会社の行事なのに参加しないなんて常識がないと言われていました。
・協調性がないと思われる。
上記と同じ理由です。会社の行事に参加しない=協調性がないとされることもあります。
・人間関係に支障をきたす場合がある。
仕事上の関わりだけでは、相手の人間性がわからこともあります。よくわからない人には周りが勝手にマイナスイメージを付けることが多いです。
また、飲み会でいない人の悪口を言うなんてこともあります。
飲み会に参加しないと、この悪口を言われている可能性もあり、マイナスイメージを共有されていることもあります。
飲み会に参加することのデメリット・メリット
デメリット
・無駄なお金や時間を使わないといけない。
・飲み会による気疲れなどがある。
つまり、飲み会による嫌な思いをしなくてはならないということがデメリットとなります。
メリット
・飲み会に参加するかどうかや、断る理由を考えなくていい
飲み会が嫌い人にとっては参加するかどうか悩むことも多いと思います。参加すると決めていれば、悩む必要もありません。また、飲み会を断る場合、波風立てずにどう断るか悩む人も多いと思いますが、参加すれば断る理由を考える必要もありません。
・余計なことを思われなくてすむ
飲み会に参加していれば、不参加を理由とした常識がない・協調性がないというレッテルを貼られずにすみます。
・人間関係が広がり深まる可能性もある
飲み会に参加しても、人間関係に変化があるということはあまりないと思います。
飲み会でも、普段のグループのもの同士が固まって座ってますし、普段あまり話さない人と話したとしても、次の出勤日に「飲み会お疲れさまでした」と声を掛け合って終わりです。
ただし、新入社員や転職したての頃だとこの限りではありません。
関係性が出来上がっていないころの飲み会では、それを機に良い関係性を築ける場合もあります(ただし逆の場合もあるので注意が必要です)。
普段あまり話さない人とも、飲み会を機に話せるようになるということもあり得ます。
新入社員や転職したての頃は、仕事のことで他の人に質問等したりする機会も多いと思いますので、話しやすい人を飲み会の場で作っておくことも一つも方法です。
最後に
以上、大嫌いな会社の飲み会について、私なりの考えを書いてきました。
今は、会社の行事的な飲み会はよほどのことがない限り参加し、その他の飲み会についてはほとんど参加していませんが、気分で参加したりしなかったりしています。
個人的には一切参加しないということはおすすめしません。
いっそのこと会社での飲み会を禁止してほしいと思っていますが、現状それは期待できそうにありません。
飲み会に参加するしないが、その人の評価に関わったりする場合もありますので厄介です。
楽しい飲み会であれば喜んで参加するんですけどねぇ。
飲み会に参加するしないは、会社の慣例や、会社にいる人の雰囲気等によっても変わってきますので、自分なりの飲み会との付き合い方を見つけてください。