人生、運が全てとは思いませんが、運に左右されることが多すぎると感じます。
人生の重要な要素ほど運まかせ
遺伝、生まれた環境、時代や社会背景、人との出会い等々、人生を決定づけるような重要な要因ほど、運の要素が大きい。
そして、これらのものは、運任せなのだから当然自分ではどうにもできない。
どうにもできないものが運任せなのだから、人生はほぼ運で決まる。
遺伝
先天的に持って生まれたもの(容姿や才能等々)。自分ではどうにもできないし、例えば容姿に関しては整形などもできるが、整形するにはそれができるようになるまでの期間もあるし、金銭的負担も多い。いずれにせよ、運よく良いものを持って生まれたほうが何かと有利であることに変わりはない。
生まれた環境
国や金銭的に恵まれた家庭か否か等。生まれた環境により受けられる教育の水準等も決まる。
生まれた環境は自分ではどうすることもできない。
時代や社会背景
極端に言えば戦時中か否かや、景気等。自分個人の力でどうこうできるものではない。例えば就職氷河期と現在の求人が比較的多い時代では、新卒時の就職難易度は確実に異なる。
人との出会い
誰と出会えるかは運任せ。自分がこんな人と出会いたいと思っても、その人がどこにいるかなんてわからない。
他にも運任せのことなんてたくさんあるだろう。
成功している人は、努力で何とかなるとか、自己責任論を唱えたがるが、確実に努力ではどうにもならないことも、自己責任では説明がつかないこともある。
自分の努力や実力で成功したなどと慢心して、あまり偉そうなことは言わないほうがいい。
運が良かっただけと思っているほうが身のためだと思う。
やっぱり”持っている人”と言われる運のいい人はいる
あなたの周りにもいないだろうか。
別にそれほど頑張っているようにも見えないのに、たいていのことが順調に進んでいる人が。
持って生まれた天賦の才なのだと思う。
私も何人かそういう人に会ったが、わりと自覚している人も多い。
そういった人たちに、別に共通点とか法則性はないと思う。
ただ、運が良く、そのおかげで良い思いもたくさんしているので、比較的ポジティブで積極性もあるかと思う。それで、運が良いから、次もうまくいうといったような、良い循環が生まれていると感じる。
運が悪いと、当然、悪い思いもたくさんしているので、比較的ネガティブで消極的になりがちかと思う。失敗を恐れるから次はうまくいくなんて思えない。どこか悪循環に陥っていると思う。
自分の運の悪さを変えるために、悪循環の流れを断ち切るほうが良いのかもしれない。
悪循環を断ち切るため、ポジティブさと積極性を持つことで、運が多少なりとも良くなるかもしれない。
羨ましいがないものねだりをしても仕方がない
運が良い人を見ていると本当に羨ましい。
時に必死に生きていることがバカらしくなってしまう。
しかし、ないものねだりをして、自分の運が良くなるわけでもないだろう。
望んで手に入るものでもないのだろう。
悲しいけど、自分でどうにかできることをどうにかして、運が悪いなりの人生を送るしかないのだと思う。
まあ、成せば成ることなんてたかが知れている。
身の程を知って、身の丈に合った人生を粛々と送るしかないってことかと思う。