世の中には、考えてばかりで、動かない人がいます。
動かなければ何かが変わることなどありません。
考えてばかりいる人
考えるということは重要なことです。
何も考えずに動けば、何も準備ができませんし、結果の予想や見立てもたちませんので、それはギャンブルでしかありません。
しかし、考えるだけでは何も意味がありません。
あなた自身がそうかもしれませんし、あなたの周りにいるかもしれませんが、考えてぐちぐち言うばかりで、何も行動を起こさない人がいます。
考えてばかりで行動を起こさない人は、基本的に否定という思考のパターンに支配されています。
私の知人には、転職を考えている人が何名かいますが、考えてばかりで動かない人は否定ばかりです。
例えば、”その業界に就職しても将来性がない”とか、”その職種で就職しても、仕事のわりに賃金が安い”などと言います。
だったら、将来性があると思えて、仕事内容と賃金が見合うと思う仕事に就けばいいという話なのですが、そういえば、”年齢的に職種転換は難しい”などと言います。
彼らの言うことは、事実ではあります。
一定の年齢を過ぎれば、転職や職種転換は難しくなりますし、それでも転職を望めば、世間では底辺と言われるような職種につかざるを得ないというのは一つの事実です。
彼らの言い分が間違っているとは思わないのですが、考えてぐちぐち言うばかりで、”どうしたいの?”という疑問を持たずにはいられません。
そして、流されるまま何も決められず、動くこともできずに、人生を浪費しているのです。
そのくせ、人並み以上に良い人生を送りたいなどと望むのです。
色々と考える割には、何もせずにいて、何かが変わることなんてないということには考えが及ばないようです。
考えても、動かなければ意味がない
考えても、動かなければ何も変わらないのですから無意味です。
動かないのであれば、考えて、不安や焦りを持つくらいなら、何も考えず、流されるままのほうが、精神衛生上よほど良いと言えるでしょう。
結局、世の中、考えて、決めて、しっかり動いた人が結果を出しているのです。
例えば、新卒時の就職活動で、しっかり考えて、自分なりに決めて、しっかり就職活動をした人が、十分とは言えないまでも、それなりに満足できる会社から内定を得ています。
一方で、早くから考えていても、考えてばかりで、十分に就職活動を行わなかった人は、就職が決まらなかったり、満足できる会社からは内定がもらえず、就職してからも、すぐに退職したりとグダグダの社会人生活を送っています。
動いて事を起こさなければ、何も起きませんし何も変わりません。
動けば何かが起こり、何かが変わります。
もちろん自分が望むことが起こり、自分が望む変化が起こるとは限りません。
そうしたら、また考えて、動けばいいのです。
失敗すれば、時間の無駄、非効率と思うかもしれませんが、効率を考えて、動けずに人生を浪費するのと大差ありません。
動いて、一度でも多くチャレンジするほうが、成功に当たる可能性は高いかもしれませんよ。