くすぶり人の戯言

成功には対価が必要

成功には対価が必要

できることなら楽をして、成功したいと多くの人が思っていることでしょう。

しかし、成功には対価が必要です。

 

成功には対価が必要

人が成功するためには、対価を支払う必要があります。

基本的には、支払った対価に応じた成功を手にすることができます。

例えば、勉強で成績を上げることを成功と仮定します。
当然、勉強をしなければ、成績が上がることはありません。
成績を上げるという成功を収めるためには、労力、時間、お金等を費やし、勉強をするという対価を支払う必要があるのです。
そして、勉強した分に応じて、成績は上がりますので、支払った対価に応じた、成功を手にすることができるのです。

こう言うと、生まれ持った能力の差があると言われることでしょう。
確かに、生まれ持った能力の差はあるかもしれません。
もともと能力が高い人と同程度の成績になるためには、能力の低い人は倍以上の時間を勉強に費やすという対価を支払う必要があるかもしれません。

これは、支払った対価に応じた成功を手にできていないということではありません。
成績の伸び率ということで考えれば、能力の低い人のほうが、成績の伸び率は高いのですから、支払った対価分の成功は、もれなく手にしているのです。

また、勉強をするという対価を支払っても、成績が上がらないという人もいることでしょう。
これは、自分の支払った対価を、見誤っているだけのことです。
勉強するふりをして、勉強をした気になっているだけで、実際には勉強していないとか、自分では、10の対価を支払ったと思っていても、実際には3の対価しか支払っていないというだけのことなのです。

勉強の成績という例をあげましたが、他の成功も同じです。
支払った対価に応じた成功を手にすることができますし、支払った対価に応じた成功しか手にすることはできないのです。

 

成功のための対価

労力を費やす

成功のための対価の一つは、労力を費やすということです。

”楽して痩せる”とか、”楽して儲ける”等、”楽して~”という言葉を見かけることも多いと思いますが、楽して得られるものはそれ相応のものでしかありません。

本当に”楽して痩せる”ことができるのであれば、それが、ダイエットのスタンダードになり、他のダイエット方法なんて淘汰されるはずです。

本当に”楽をして儲ける”ことができるのであれば、つまらない仕事を嫌々やっている人なんていなくなります。

そうなっていないということは、”楽して”、つまり労力を費やさずに成功を手にすることはできないということなのです。

この労力を費やすということを惜しんでいるから、成功を手にすることができないと気づいていない人、気づいていても労力を費やそうとしない人が多くいます。

楽して成功する方法を探すことに費やす労力があるのなら、成功したいことに直接労力を注ぐ方が効率的です。

 

変なプライドを捨てる

成功のためのもう一つの対価は、変なプライドを捨てるということです。
変なプライドが邪魔をして、労力を費やそうにも費やせない人がいます。
”いい年をして、こんなことをしていたら恥ずかしい”とか、”失敗したら笑われるかもしれない”とか、そんなことばかりを気にして、労力を費やせないでいるのです。

労力を費やせば、それに見合った成功を手にすることができるのですから、成功するために、何に労力を費やせばいいのかわかっているのであれば、変なプライドは捨てて、笑われようが、バカにされようが、労力を費やせばいいのです。

”いい年をして…”とか、”失敗したら…”というのは、労力を費やすことを覚悟できない人の、もっともらしい言い訳でしかないのです。

そんな言い訳をして、くすぶっているくらいなら、恥をかき、バカにされる覚悟をもって、成功のために労力を費やすというほうが、格好良い生き様なのではないかと思います。

 

成功への第一歩

成功のために労力を費やすという対価を支払うのをためらう理由は、覚悟がないからです。

一度労力を費やせば、後戻りはできません。
労力を費やした分の成功しか手に入らないのですから、自分が望む成功を手にするためには、相当な労力を費やす必要があります。

途中で労力を費やすことを辞めれば、労力を費やした分の成功は手にしますが、それは、自分が望む成功ではありません。

自分が望む成功でない以上、それは失敗であり、労力が無駄になったと感じることでしょう。

この労力が無駄になるのを恐れるから、労力を費やすという対価を支払うことをためらいます。

成功のためには、自分が望む成功を手に入れるまで、労力という対価を支払い続けるという覚悟が必要なのです。

成功を手にするまで、労力という対価を支払い続ける覚悟をするということが、成功への第一歩です。

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