わからないことがあった時、あなたはどうするでしょうか。
自分で調べるという人もいると思いますが、調べてもわからないこともあります。
わからないのに聞けない理由
わからないことがあっても聞けないという人も多いと思います。
聞けない理由は色々あると思います。
何がわからないのかわからないとか、相手が気難しい人で聞きづらいとか色々あると思いますが、根本にあるのは、変なプライドというか、後ろめたさのようなものかもしれません。
わからないことを聞くということは、無知であることを晒すということです。
無知であることは悪い事ではないのですが、無知であることは、他者から蔑まれる要因となるのです。
人は、常に負けないための序列争いをしていますので、何だかんだと理由をつけて、自分より下の人間を作りたがります。
その為、無知であることも、自分より下の人間とする理由になりますので、無知であると蔑まれてしまうのです。
これを避けるため、つまりはくだらない序列争いで、自分が下位と見なされないように、わからないことを聞けない、無知であることを晒せないという人が多いのではないかと思います。
わからないのに聞かないのは、知ったかぶりでしかない
わからないのに聞かないというのは、わかった振りをするということです。
わからないのに聞かないというのは、自分が下に見られないための知ったかぶりでしかありません。
知ったかぶりをする人を、あなたはどう思うでしょうか。
知ったかぶりをして、聞かずにやって失敗した人をあなたはどう思うでしょうか。
わからないのに聞かないのは知ったかぶりであり、知ったかぶりがどう評価されるかは、想像ができるかと思います。
知ったかぶりでいて、やり過ごすことができる場合もありますが、知ったかぶりはいつバレるかわかりません。
わからないことを聞くことで、無知であることを晒すことよりは、知ったかぶりがバレた時のほうがダメージは大きいかもしれません。
わからなければ聞けばいい
わからなければ、変なプライドや意地を張らずに、無知であることを晒して聞けばいいと思います。
無知であることを晒すということを、恥ずかしいと感じるかもしれませんし、無知であることをバカにする人もいるかもしれません。
しかし、聞かなければいつまでも無知のままです。
そもそも、聞かなければわかるわけがない事だって世の中にはたくさんあります。
例えば、同じ仕事であっても、会社が違えば仕事の進め方は異なります。
それを、前職で経験があるからといって、前職でのやり方で仕事を進めれば、無知な奴だとバカにされることだってあるのです。
その会社の仕事の進め方なんて、その会社の人に聞くしかわからないのです。
わからなければ、恥をかこうがバカにされようが、どんどん聞けばいいと思います。
どんどん聞いてわかっていることを増やせば、知ったかぶりをしてバカにしてきた人を見返すことも、バカにし返すことだってできるのです。
無知を晒して、バカにされても、わかるものを増やすことが成長するということです。