できること、できないこと
できることと、できないことは誰にでもあります。
他人にはできても、自分にはできないこと、自分にはできても、他人にはできないことがあります。
できること、できないことがあるのは、個人の能力等の差もあるのでしょうが、日本人という範囲で考えれば、個人の能力差がそこまであるとは思っていませんし、誰にでもできることというのもたくさんあります。
それにも関わらず、できる、できないという差が生まれます。
この差がどこから来るのかは、私にはわかりませんが、できることと、できないことを見分けることは、できるのではないかと思います。
できると思ったことはできる
やったことがない事でも、できる、できそうと思ったことは大抵できます。
できる、できそうと思ったことは、練習してできるようになるというよりは、初めから、けっこううまくできたりするものです。
他の人が難しそうだと言っていても、自分は根拠はないけどできそうだなと思ったことで、(周りに合わせて「難しそうだね」なんて言ったりしつつ)実際に初めからうまくできたという経験がある人も多いのではないでしょうか。
逆に、難しそうとか、自分にできるかなと思ったことは、大抵できません。
そういうことは、どんなに練習しても、なかなかうまくできるようにはなりませんし、労力を費やした時間に比して、上手くできないという場合がほとんどです。
できると思ったことが、実際にできることのメカニズムについては、よくはわかりませんが、恐らくは、自分の経験則から、直感的にできる、できないを判別しているのではないかと思います。
また、”できる”という思い込みの力が働いているのかもしれませんし、”できない””難しそう”と思い込むことで、緊張し、本来の能力が発揮できなかったために、初めに上手くできなかったという苦手意識を持つことで、その後も、なかなかうまくできないという負の連鎖に陥るのかもしれません。
できると思ったことには、どんどん挑戦しよう
できる、できそうと思ったことは、大抵うまくできます。
だから、できる、できそうと思ったことにはどんどんチャレンジするほうが良いと思います。
上手くできて、自分の武器になったり、自信につながることと思います。
逆にできそうにないと思ったことには、必要であれば仕方ありませんが、必要ないのであれば、無理に挑戦しないほうが良いと思います。
無理をして挑戦しても、上手くできないことがほとんどです。
いつかできるようになると思っても、いつまでたってもできないことだってありえます。
無駄な労力を費やし、結局うまくできずに自信を喪失してしまう可能性が高いので、無謀なチャレンジは控えるほうが身のためです。