人生が終わったという人も、まだまだ人生はこれからだという人もいることと思います。
どんな人の人生も、諦めては踏ん張っての繰り返しなのかもしれません。
諦めて
今までの人生で、多くを諦めてきたという人もいるかもしれません。
自分の残りの人生は消化試合だからと諦めてしまっている人もいるかもしれません。
人生に限らず、人は多くのものを諦めて生きているのでしょう。
もう無理だ、もう限界だと諦めて、妥協に妥協を重ねた人生。
多くのものを諦めたから、つまらない人生を送っているのかもしれません。
諦めても、人生は終わってはくれません。
諦めようと、もがこうと、最期の時まで人生は終わりません。
諦めたらそこで終わりなんてことはないのです。
諦めたら、輝かしい人生、充実した人生は終わりかもしれません。
しかし、人生自体はおわりません。
諦めたら、諦めたなりの人生を最期まで送るしかないのです。
踏ん張って
だからこそ、人は諦めたと言いながらも、踏ん張って生きています。
諦めても諦めきれずに、踏ん張っているのです。
諦めようが諦めまいが、人生は最期まで続くのですから踏ん張るしかないのです。
諦めても終わらない、どうせ終わらないなら、少しでも輝かしい、充実した人生を送りたいから踏ん張るしかないのです。
生きているうちは、踏ん張り続けるしかないのかもしれません。
自然に、自分らしく、楽しく、楽に生きている人なんていません。
不自然に、自分を殺して、つまらく、苦痛に満ちた人生を、踏ん張って送っているのです。
諦めては踏ん張って
そんな風に、諦めては踏ん張ってを繰り返しながら、不細工にみっともなく、ぐちゃぐちゃになりながら、泥臭く生きていくのが人生なのかもしれません。
他人のことなんてどうこういっても仕方ありませんが、あなただけでなく、他の人も皆同じなのです。
潔い人生なんて、見てくれは良さそうに見えるかもしれませんが、そんな人生なんてあり得ません。
いつまでも、諦めては、未練がましく踏ん張って、不細工な、でも、あなたにしか送れない人生を送ってほしいと思います。