”最近の若者は~”などとよく言われますが、個人的には”最近の大人は~”と思うことのほうが多いです。
大人は大人として、ちゃんと活躍したいものです。
大人が活躍していない
最近、大人が活躍していないと思います。
もちろん、活躍している大人もいるのですが、大半の大人が活躍できていないのではないでしょうか。
どういう意味で活躍していないのかと言われれば、子ども達のお手本としてという意味でです。
子どものお手本となれるような大人、子どもに憧れられるような大人がどれほどいるでしょうか?
ほとんどいないのではないでしょうか。
”普通のしがないサラリーマンが、子どもから憧れられるわけがない”などとは言ってほしくはないものです。
世界を股にかけて活躍することだけが、子どもから憧れられる生き方ではありません。
普通のしがないサラリーマンでも、家族のため、自分のために必死で働き、心を躍動させて生き生きと生きていれば、子どもからは憧れられるものだと思います。
最近の大人は、心が躍動していない、心が停止してしまっていて、死んだ魚の目をしたような大人ばかりです。
そのくせ、大人だからと態度ばかり偉ぶっているから、”あんな大人にはなりたくない”と思われてしまうのです。
大人として活躍できていない者が、”子どもにはわからない”などというのは言語道断です。
大人ぶりたいなら、ちゃんと大人として活躍してからにしてほしいものです。
大人が活躍する漫画
余談ですが、私が好きな漫画家の一人に、荒川弘さんがいます。
この方の代表作には、「鋼の錬金術師」「銀の匙 Silver Spoon」などがあります。
主人公は少年ですが、作中では、大人が大人としてしっかりと活躍する場面が描かれています。
大人として活躍したいと思っている大人の方は、ぜひご一読いただき、大人としての在り方を見つめるきっかけにしてほしいと思います。